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グループホームと特養の違いとは?特徴などを紹介

グループホームと特養の違い

皆さんはグループホームと特養の違いって何かご存知でしょうか?

普段生活していても違いがわからない2つの施設ですが実はそれぞれに特徴があり、2つとも大事な存在として責務を果たしています。

今回はそんなグループホームと特養(特別養護老人ホーム)の違いや特徴などをそれぞれ解説していきます。

グループホームの特徴

グループホームは高齢者、障害者、親と同居ができない子供が少人数で支援を受けながら一般住宅で生活する施設になります。

認知症や障がいになってしまった人がこれまでと同じような環境で生活を継続できるようにサポートを行うサービスを行っています。

つまり、65歳以上の高齢者だけではなく、18歳以上の障がいを患った方も入居ができるサービスということですね。

グループホームの目的としては他の入居している人とも関係を築き、一定の生活リズムで暮らしていけるように少人数での共同生活形式のユニット型個室を採用しています。

また、必要な費用として介護サービス費や家賃、食費などを全て加味すると、約10万前後は最低でも月に必要となってくるでしょう。

しかし、食費や光熱費の金額によっては多少の変動がある可能性があります。

特養(特別養護老人ホーム)の特徴

特養(特別養護老人ホーム)は介護保険サービスの中にある「介護老人福祉施設」のサービスを提供している老人ホームとなっています。

グループホームの入居者の人よりも症状の重い、要介護状態の人たちが対象となっており、施設のスタッフの中には介護や療養上の世話、機能訓練等を行うことのできる人々が揃っています。

生活空間もグループホームと同じようなユニット型の施設と個室や複数名で部屋を共有する多床室が用意されているところも存在しています。

入居の条件としては65歳以上で要介護度が3〜5の人、認知症の診断や住民票は条件の指定がないので場所を選ばずに比較的自由に施設を選ぶことができます。

また、特養には医師や看護師などの配置義務があるので、医療的ケアが必要な人を受け入れることができます。

また、必要な費用として介護サービス費や家賃、食費などを合わせると約3〜5万円程度毎月必要になります。

グループホームに比べて管理費や水道光熱費の負担が入居者にないため比較的安く入居することができます。

グループホームと特養にはそれぞれに条件もかかってくるお金も変わってくるので、入居者の状態に合わせて、一番適した生活が送れる施設を選択するようにしましょう。