グループホーム経営で障害者を受け入れる際に必要となる書類は？
グループホームを経営するためには、障害者を受け入れる施設として必要な書類がいくつかあります。
指定日までに用意するものもありますので、事前にすべて確認しておきましょう。
利用契約書
利用契約書とは、グループホームを利用する方と契約するための書類となります。
記載する事項
利用契約書には、
- 経営するグループホームの名称
- 経営する場所
- どのようなサービスを提供するのか
- そのサービスに対して利用者がどのぐらいの料金を支払う必要があるのか
- いつからいつまで契約するのか
などの記載が必要です。
重要事項説明書
次に重要事項説明書について。
これはとても重要な位置づけにある書類なので、障害者を受け入れるためのグループホームを経営するなら必ず用意しておきましょう。
記載する事項
重要事項説明書には、利用契約書と似ている項目があるものの、必ず必要な書類になるのでぬかりなく記載してください。
- 経営するグループホームの名称や所在地
- 何を目的としてグループホームを経営するのか
- 営業時間
- 何時から何時までサービスを提供するのか
- グループホームを利用する際の料金
- 緊急時にどのように対応するか
- 虐待防止に関する事項
などの記載が必要です。
個人情報に関する書類
障害者を受け入れるグループホームを経営する際、個人情報に関する必要書類も準備しなければなりません。
利用契約に関する書類です。
個人情報は必ず守ること
グループホームの経営には必要になる書類がいくつもありますので、うっかり忘れてしまわないように注意が必要です。
特に個人情報使用同意書に関して、これはグループホームをスムーズに経営するためにも必要な書類です。
他のサービス業者と連携を図り情報を共有するために、個人情報使用同意書はなくてはならない書類となります。
まとめ
障害者を受け入れるために、利用契約書ならびに重要事項書類は2つずつ用意してください。
1つはグループホーム経営側が、もう1つは利用者が受け取ります。
また、書類の中で捺印が必要な個所もありますので、見落としがないようにすべての捺印場所も確認しましょう。