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グループホームを経営前に知っておきたい精神障害者保健手帳の級のこと

グループホーム 経営 級

グループホームを利用するためには、障害者手帳が必要不可欠となります。

障害者手帳はその症状に合わせて級が異なります。

それぞれの級はどんな違いがあるのでしょうか。

障害者手帳3級とは

3つのタイプがある障害者手帳の中で3級はどんな手帳なのでしょうか。

細かな基準も設けられています。

 

障害者手帳3級の中身

障害者手帳3級とは、日用生活を送るうえで、または社会的生活を送るうえで、制限を受けてしまう場合、または制限を加えることを必要とする状態の方が該当します。

総合失調症なら思考障害や妄想などがありますが、人格の変化はそれほど激しくない場合が該当します。

気分障害の場合は、それほど著しくないものの、思考に多少なりとも症状がでる場合が該当します。

障害者手帳2級とは

障害者手帳2級は、3級に比べると身体的障害が少々重くなります。

どの程度不自由なケースが該当するのでしょうか。

 

障害者手帳2級の中身

絶対的に誰かの介助がなければダメというわけではないものの、一般的な日常生活を送るのが難しい方が該当します。

そのため、活動できる範囲がかなり限定的になってしまいます。

身体的な部分は長い期間にわたって安静に過ごすことが必要です。

障害者手帳1級とは

2級に比べるとさらに身体的な状態が厳しくなります。

様々なことに制限を受けてしまうのが障害者手帳1級です。

 

障害者手帳1級の中身

自分で自分のことが全くできないわけではないものの、なんとかできる程度の方が該当します。

しかし、それ以上となると出来ないことが多く、場合によってはやってはいけないという制限がかかります。

こうなると誰かの介助が必要となるので活動範囲が狭まれてしまいます。

まとめ

障害者手帳を持つことでいろんなサービスを受けることができます。

そのため、グループホームを利用する方も障害者手帳を持っている方がほとんどです。

障害者手帳は初診から半年以上過ぎていることを条件に交付されます。

障害者手帳を持っておらず入居を希望する方には、先に障害者手帳を交付するようアドバイスするといいでしょう。