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今回はグループホームの開業後、どのようにしたらいいのか説明していきます。
そもそもグループホームなんですか?と思う方もいらっしゃると思いますので軽く説明していきたいと思います。
グループホームとは老人の方や障害のある方が複数人で生活するため施設のことを言います。
では、開業後に待っている業務などを詳しく説明していきたいと思います。
運営するためには人材の確保が必要になってきます。
受け入れの人数により、必要人数が基準で決められております。
人員の配置は以下通りです。
となります。
まず管理者についてですが、1人必要となります。
次に、サービス管理責任者は利用者が30人ごとに1人必要となります。
次に、世話人は受け入れ方などで変わってきますが、利用者が4〜6人対して1人必要となってきます。
最後に、生活支援者は障害の程度で必要人員が変わってきますが、利用者が3から9人に対して1人必要となってきます。
こうやってみるとかなり人手がかかるのがわかると思います。
上記でも話しましたが、グループホームを運営していくためにはそれなりの人材が必要になってきます。
では、従業員を確保するためには求人を出す必要があります。
求人を出す方法としまして、会社のホームページ、ハローワーク、民間の求人を扱う会社(介護専門もあります)といったところがあるでしょう。
ただし、今の日本は介護業界の人材不足が深刻な状態です。
理由としましては、重労働の割に賃金が安いことが原因です。
国が賃金をあげたりしておりますが、それでも他の業種に比べるとかなり低いです。
人材を確保したいのであれば他の会社よりも賃金をあげたり福利厚生をよくするなどして差別化を図ることが重要かも知れませんね。
実際にどのようなことをしていくのかを説明していきます。
ここでは、管理者、サービス管理責任者についての詳細は省かせていただきます。
一応簡単に説明すると、運営していく中での必要な業務、また、利用者、従業員のスケジュール管理などがあります。
では、世話人と生活支援者はどのようなことを
するのでしょう?
まずは世話人についてです。
世話人は食事を作ったり、洗濯、掃除、などの業務を行います。
また、利用者の相談を聞いたりも行います。
簡単に例えるなら、家で、お母さんがやってることをするようなイメージでいいと思います。
次に生活支援者についてです。
生活支援者と世話人は一緒のように思えますが生活支援者は介護に近い仕事を行います。
介護の仕事が好きな方ではないと続けていくのは厳しいお仕事でもありますよ。
いかがだったでしょうか?
開業できたとしても、人材確保にかなり苦戦することが予想されます。
グループホームを運営していくためには会社が従業員のために、しっかりとした福利厚生やフォローをしていく必要があります。
仕事がきつい分、給料をあげたり、休みを多くするなどすると従業員も働きやすく、長く働いてくれると思います。
これから始めようと思っている方は、ぜひ、この記事を参考にされてください。